出張報告〜PITTI編〜


50年ぶりとも言われる記録的寒波の影響でか?初日は来場者も心なしか少ない様にも感じましたが、日を追うごとに毎度の光景となりボルテージも最高潮!
遂にその火蓋が切って落とされました。

今季からフォーカスされている”英国調”の流れは、プレコレクション時同様にここPITTIでもほとんどのブランドが提案するテイストでもあり、来季は更にヒートアップする事間違いなし!といったところです。
また、カラートレンドに関しても、ネイビー、ブラウンの間にキャメルやボルドーといった色味がどうやら入ってきそうですね。

そんな大枠の情報と共に、ring独自の目線で来季の傾向を少〜しご紹介出来ればと思います。


LARDINI
英国的な柄や生地を使いながらもフレンチコーデを意識している来季。
ブラウン・グレーを基調に、必ずどちらかの色を使ったコーディネートの打ち出しを行いながらも、シックになり過ぎずしっかりとイタリアらしい色気も組み込む加減は流石の提案です。

“サルトリアライン”とその名の通り、ナポリのクラシカルなスーツスタイルを提案したカテゴリーが新たに登場。約9割がエクスクルーシブの生地を使ったフル毛芯のスーツという徹底ぶりに、ただならぬポテンシャルを感じました。


GENFELLE
英国調と並行して盛り上がりを見せているミリタリーテイスト。
今回のPITTIでも着用率の高さが物語っていると感じましたし、一過性のトレンドではなくもはや定番として来季もイケイケです(笑)。

そんな中、私共ringでも絶好調でしたGENFELLEは、よりコアなミリタリーテイストを提案。着丈100センチを超えたロング丈のモーターサイクルコートは個人的にも刺さった一品です。
細かなディティール調整も出来る点もこのブランドの魅力の一つですね。


ernesto
色味を抑えたヴィンテージ調の提案を行なっていたernestoは、9割強とも言われるオリジナル生地の存在感が大!
中でもコートが秀逸でして、既存のモデルに加えローデンコートや比翼のステンカラーといった新提案は、ブランドの雰囲気やテイストとも相まってかな〜りの仕上がりを見せておりました。


PALTO
ブリティッシュモダンをテーマにクラシックな生地をモダンな形に落とし込んだアイテムを多数展開。
ボイルドウール、ニット地、布帛と3素材に分けたアウターは、ブラックウッチやタータンチェックといったブリティッシュテイストな打ち出しがここでも見られました。

個人的にはこちらのフード付きコートを展開したいな〜と思っております。


giab’s ARCHIVIO
ディレクターの中新井氏自らアテンドをして下さるとあって、喰入る様に聞いておりましたgiab’s ARCHIVIOのプレゼンテーション。

定番のVERDIやMASSACHOの後継者?として打ち出されていた新型DAIVIDは、マーベルトを無くした腰回りのデザインに、なんと!ノープリーツ仕様のモデル。中新井氏が自身で本当に穿きたいパンツをコンセプトに作られた、魂の新型モデルです。

他にも、2プリーツ仕様のVERDI ワイドやウール、ナイロン、エラスティック混のNEW素材の打ち出しと、切り口を変えた提案にますます目が離せませんね。


MAJESTIC FILATURES
私共ringでは、数少ないフランスブランドとして展開をしておりますMAJESTIC FILATURES。
多彩なバリエーションに毎回悩んでしまう訳ですが、来季は初めての提案となるスウェット地のセットアップをご用意する予定です!
そして、今季はあっという間に完売をしたカットソータートルも色を大幅に増やしグッドプライスでご用意しますので楽しみにお待ちくださいね!


最後に・・・
もはや恒例?となりました弊社バイヤー陣での記念撮影(笑)。
大勢の人達が行き交う中での撮影とあって照れ臭さを感じながらも皆満面の笑みが溢れていますね。
SNSでの反響もそこそこあったのでは?と思っております(笑)。

『SHAKA 〜Wave Rhythm〜ウールソリッド ワンプリーツパンツ!』

こちらからチェックしてみて下さい!!

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