先月末より始まりました2016秋冬の陣。

まだ今季も道半ばという一方的なこちらの思いを他所に、

早いものでプレコレクションの火ぶたが切って落とされた

訳ですが、一年先を見据えた戦い方をどう組み立てていくか。

と各お取引様の商品やプレゼンテーションを基にあれでもない

これでもないと五感を研ぎ澄ませ、道なき道を進んで行く訳

でありますが、その道しるべともなる来季の匂い(テイスト)

となりそうなのが”ブリティッシュフレーバー”です！！

ハウンドトゥースやブロックチェック、ヘリンボーンに

グレンチェックといった柄にツイーディーな生地を今っぽく

アレンジした提案を各ブランド積極的に打ち出していたこと

もあり、来季はこの匂いが来るのでは？と感じております。

また、気になるカラートレンドはと言いますと、ネイビー・

ブラウンの2本柱は今回も継続しそうですが、そこに割って

入るグレーやグリーンも見逃せない色となりそうです。

来季もシックで落ち着いた傾向にあることには変わりま

せんが、ブリティッシュフレーバーと共に仄かに香るオーセン

ティックなアメリカンフレーバーにも注目し、来季の戦に

備えていきたいと思っております！


STILE LATINO。高価格帯のブランドにも関わらず、今一番

勢いに乗っていると感じます。今季からプレコレクションを

スタートしたと聞きつけ、早速お邪魔して参りました。

今季を象徴する？英国調フレイバーを色濃く提案していたの

がまさにここのブランドです！

他のブランドと生地が被らないようにと選びに選び抜かれた

ヘリンボーンやグレンチェック、ハンドトゥースはどれも

素晴しく、早くも着たい！と思わせる生地ばかりです。

PT01。私共ringの絶対的エースと言えば？そう、PT01です。

WINTER SNOWと題し北欧ノルディックをイメージした

コレクションは、イメージ通りの落ち着いたアースカラーを

中心にカラー展開をしていました。

来季から登場する注目の2プリーツのスーパースリムフィット

は元来の美脚フィットをそのままに、ほんの～りデザインを

加えることでモダンな装いに！

色や柄押しというよりは、スタイル(型)での提案を発信して

いくということでしたが、PT01の打ち出す2プリーツとくれば

皆さんの物欲を刺激する一品になる事は間違いなさそうです！

ディレクターのマリオ氏と弊社代表が何やら大人の話し合いを

しております・・・

来季に向け話題性十分！？の取り組みを仕込んでおりますので、

こちらも要チェックでお願いします(笑)

ISAIA。毎季圧巻のカラーバリエーションで他とは異なる

提案を行っているISAIA。来季はネイビー＆ブラウンの

パワーカラーにグレーの打ち出しを積極的に行っていま

した。先述のS.LATINO同様にここISAIAでも少～しブリテ

ィッシュな空気感は感じましたので、あの匂いは間違いない

かもしれません！？

SEALUP。毎季目まぐるしいデザイン変更がある訳ではありま

せんが、そんな中でもSELUPらしい上品かつモダンな雰囲気の

アウター群は、トレンドをうま～く察知した打ち出しを行なっ

ていました。

先述同様に英国調回帰？を思わせる大振りなハウンドトゥース

のツイディーな生地を始め、襟にコーデュロイの素材を用いた

バルカラーコート等。今季を皮切りに今後更に注目の！？バル

カラーで丁寧に仕上げられた品々は、大人の男性が違和感なく

着て頂ける入り易さもうま～く提案されていました！

BOGLIOLI。元グッチのフォーマルウエアの責任者だった

ダヴィデ・マレッロをディレクターに迎えたファースト

シーズンでもある新生BOGLIOLI。

シャープかつモダンなコレクションがずらりと並び、

他のブランドとは一線を画すその打ち出しは、モダン

MIXを提唱していきたい私共としましては願ったり叶った

り？です(笑)

そのBOGLIOLIが打ち出す、ジャージーのスーツやテクニカル

なニットジャケットは必見です！？

ZANONE。今尚安定した高い人気を誇り、そして私共ringに

於いても無くてはならないニットブランドです。

シック＆ラグジュアリーをテーマにブラック・ホワイト・

グレーといったモノトーンの打ち出しを行なっていたこちらは

定番のハイゲージ物を中心にピックアップして参りました。

熱望！していた42サイズをなんとか展開出来ないかと調整中で

して・・・実現すればハイゲージではZANONE史上初？なんて

嬉しすぎる事態が起こるかも・・・？

進捗も含め乞うご期待下さい！(願)

ernesto。今季は、柔らかく少しくすみのあるナチュラル

カラーをキーカラーに据え、インドやペルーの文化を取り

入れたネイティブ感漂うプリントやジャガードをernesto

らしく表現をしていました！

また、ペルーのポンチョからインスパイアしたマルスト

ライプを始め、ここならではのオリジナルの生地は今季も

抜群でした。

INVERALLAN。今季は展開をお休みをしておりましたが、

来季より待望の？復帰となるINVERALLAN。

大幅な変更点こそ少ないブランドですが、誰もが認める

その不変的な”良さ”は私共ringの商品構成に於いて、

必ずや抜群のスパイスとなるはずですし、イタリアブラ

ンドのキレイなパンツに合せるMIXコーデも来季は積極的

にオススメさせて頂きます(笑)

と、毎度の如く駆け足でお伝えして参りましたが、

少～し？先の話しになりますので、参考までに頭の片隅にで

も置いて頂けると幸いです！

今回お伝えしきれない分は、近い内に第二弾と称してまた

こちらでご報告させて頂きますので、楽しみにお待ち

下さいね！

それではまた～